先週会津から南相馬にいってきました
海砂に覆われた土地をただ歩き
津波の力の凄さをイメージしましたが
なんだか上手くいかず
どうしようもない無力感だけが残りました
紹介された酒屋さんの様子を見に行こうと思い
カーナビに住所を入れて走り出すと
途中で20キロの検問になり
酒屋さんには行けませんでした
その検問の向こうから出てくる大勢の防護服を着た警察官
防護服を脱いだ制服は汗が白く塩になっていました
そして福島に戻る道
途中ででなにか変な匂いに気がつきました
海辺を歩いたときに動物の糞を踏んでしまったようでした
車を止めて靴を掃除して、さらに違う靴に履き替えました
しばらくして
目に見えない、臭わないな物はどうなんだろう?
と恐ろしくなりました。
検問を見たときに
とんでもない事になってしまった
この原発の事故というのは取り返しのつかない事だという事を実感しました
夜のラジオで 「たかが電気で原子力を使う事は無い」という言葉が身にしみました。
写真は南相馬の流された家の前で咲いていた花です。